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コーヒー豆とコーヒー卸業者の選び方
業務用コーヒー豆の仕入れ方と業者選びのポイントを無料公開
「こだわりの美味しい珈琲を仕入れたい」という
飲食店や小売店、接客業を営むオーナー様や
担当者の方にお伝えしたい
『この道40年のベテラン焙煎士が教える
あなたのお店にあったコーヒー選びのポイント』
お読み頂くことで、貴店のお店の理想にあった
・仕入れ・販売方法
・仕入れ価格&販売価格
・オリジナルブレンド作り
・卸売り業者選び
を実現するきっかけになるかと思います。
またこれらを知っておくだけでも
仕入れ先や卸業者との
打ち合わせや交渉がやりやすくなるので
ぜひ参考にしてみてください!
コーヒー豆を仕入れるまでの流れ
まず珈琲豆を仕入れるまでの流れをお伝えします。
①販売・提供方法を確認
②仕入れ業者を選ぶ
③コーヒーの味・価格を決める
「まず何から始めたらいいの?」
と迷ってしまった方は
この順序で決めていくとスムーズに
コーヒーの仕入先や味を決める事ができます。
改めてそれぞれについて
わかりやすく解説していきます。
①販売・提供方法を確認
コーヒーの販売・提供方法は
大きく分けると
3つのパターンです。
1.飲食店=ドリンクで提供
2.小売店=珈琲豆やドリップパックの販売
3.接客業=サービスコーヒーや
オリジナルグッズ・記念品で販売や配布
貴店の業態に合わせて
提供方法を確認してみましょう。
(1)ドリンクで提供
飲食店の場合、多くはドリンクの1つとして
アイスコーヒーやブレンドコーヒーを
提供することを目的として
コーヒー豆を仕入れています。
ドリンクで提供するメリットは利益率の高さ。
一般的に原価率は10%と言われています。
<淹れ方の種類>
・ハンドドリップなど
手間はかかりますが、挽きたて&淹れたたての
最高の状態でお客様に珈琲を提供できます。
また演出効果や付加価値もつけやすい抽出方法です。
・コーヒーマシン
手間がかからず、提供までスムーズに完了します。
マシンの性能によりますが、正しく扱うことで
美味しいコーヒーを淹れることができます。
<補足>
ドリンクで使用しているコーヒー豆を
そのまま販売することも可能です。
ご自宅用やギフト用として販売することで
客単価アップも見込めます。
(2)珈琲豆やドリップパックなどの小売販売
食料品を扱うお店や食料品スーパーなど
小売業の場合は、100g~500g等に
パッケージングをして珈琲豆を販売しています。
販売方法としては
・豆のまま
・挽き売り
・ドリップパック
があり、来店するお客様の要望に合わせて容量や
販売方法を検討していきます。
(3)サービスコーヒーや
オリジナルグッズ・記念品で販売や配布
接客業の場合、来店したお客様に
サービスとして提供するコーヒーや
周年祭などの記念品としてオリジナルブレンドを
販売・配布することもあります。
お客様とのコミュニケーションツールや
満足度アップのために活用している事例も。
②仕入れ業者を選ぶ
販売・提供方法が明確になったら
次にコーヒー豆の仕入れ先を選びます。
コーヒー卸業者は大きく分けると2つのみです。
大手コーヒー卸業者 か 自家焙煎コーヒー専門店
このどちらかになります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので
貴店の特徴や業種にあった業者を選ぶことが大切。
●大手コーヒー卸業者
<最大の特徴>
・卸価格が低く、大量に仕入れられる
(参考: 1000円~2500円程度/1kg)
・焙煎施設がなく、鮮度に課題がある場合も多い
・焙煎された既製のコーヒーを取り扱う
※他の店でも買えるコーヒーとなってしまう
・コーヒー以外にもドリンクのシロップや
加工食品なども販売してくれる。
まとめ
価格が安いのが、1番のメリット。
その分、鮮度や味のクオリティは
一般的には低め。
「メニューのラインナップとして
とりあえずコーヒーが必要」という場合は、
大手コーヒー業者に依頼するのが良い。
●自家焙煎コーヒー専門店
<最大の特徴>
・品質の良い豆を使用しているが、卸値は高い
(参考:3500円~5000円程度/1kg)
・自家焙煎のため鮮度が良いまま卸してくれる
・オリジナルブレンドも製造可能
まとめ
焼きたての質の良いコーヒー豆を卸すため
味はとても良いが、卸価格は高い場合が多い。
また理想の味を実現できることも魅力。
ある程度交渉は可能な場合も。
「こだわりの美味しい珈琲を提供したい」
というお店におすすめ。
③コーヒーの味・価格を決める
仕入れ先の業者が決まったら
希望の味や卸価格を相談します。
その際には、以下のポイントを伝えることで
スムーズに決定することができます。
①理想の味や使用用途を伝える。
「程よい苦味でさっぱりした味が理想」
「浅煎りでフルーティーな豆がいい」
「エスプレッソに使える豆が欲しい」
「ホットでもアイスでも美味しいものがいい」
「〇〇の料理にあうブレンドを探している」
など希望の味や、どのように使う予定か
伝えることで、業者側から使用する豆や
焙煎度合いなどの提案がもらえるかと思います。
②希望の卸価格を伝える。
「1kgあたり〇〇〇〇円」
「1杯の原価を〇〇円に抑えたい」
など貴店で提供・販売する価格から
計算して希望の卸価格を伝えます。
通常1杯あたりに使用するコーヒー豆の量は
10~15g程度になります。
③注文ロットや納期・支払い方法を確認する
・注文はどのくらいの量から可能か
・注文してから納品までの日数
・発送方法
・支払い方法
などを確認して問題がなければ
コーヒー豆の仕入れが無事に完了します。
以上が珈琲豆の仕入れ方と卸業者の選び方でした。
貴店のコーヒー豆を仕入れる際に
ぜひ参考にしてみてください。
また当店でも飲食店や小売店、接客業のお店に
向けた業務用コーヒーの販売を行なっています。
小さな自家焙煎珈琲専門店の強みを活かし
・最高級コーヒー豆を使用したこだわりの味
・小ロット(1kg〜)からオリジナルブレンド製作
・全国発送可能
・焼きたて新鮮な状態で納品
など貴店の希望に合わせて味わいや卸価格など
柔軟にオーダーメイドで対応しています。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
また詳しい内容は
卸売り専門のホームページもありますので
ぜひチェックしてみてください。
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